ミライの職業訓練校とは

『ミライの職業訓練校』は、山里で生きるために必要な技を学び、仲間とともに実践し、切磋琢磨しながら山里で生きる『糧』を身につける学びの場です。
山里で生きる『糧』を身につける。糧には、「たべもの」としてのカラダの栄養と、「心の活力」としてのココロの栄養の二つの意味があります。自ら学び、仲間とともにチャレンジし切磋琢磨しながら、山里で生きる糧を身につけて、カラダとココロを豊かにする「ミライの職業訓練校」。


 

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 日頃感じる“モヤモヤ”をスルーせず、次のステップへのヒントとして大切に育てていきましょう 

 都会で普通に働いて暮らすことが難しい時代になってきました。長時間労働、人間関係、過重な責任・・・どうしてでしょうか? 仕事が楽しいかどうかは、仲間とどう力を合わせてやるかにも依存します。かつての里山の暮らしでは、厳しい労働を楽しむ工夫がありました。それが ゆい 結です。田植えでも、親戚や近所で集まり田植え歌を歌いながらやれば、楽しい作業に変わります。そういう工夫は今の職場からなくなりました。でもそこで働く以外に選択肢がないと思えば、「何か変だな」という思いに蓋をしてやっていくしかなく、それが限界に来た時に、体と心の不調が現れます。  私たちは、選択肢は他にもあると思います。都会から移住し、田舎で多業による暮らしをはじめた若者たちがいます。
それは、暮らしと仕事が一体となった『くらしごと』を自ら作り上げていく過程です。そのスタートは、日々の中で感じる“モヤモヤ”を、スルーせず、しっかりと向き合うことから始まります。本校では、“モヤモヤ”を育て深め、自分が本当にやりたいことは何か、形を定めていく作業を参加者共同で行います。“モヤモヤ”を正直に話し、お互いに聞く。そうすると心の中で“モヤモヤ”が育っていきます。次に、自分は何がしたいのか、どういうことで幸せだと思うのか、「コトバ」にし、究極の答えでなくてもまずは「仮説」としてやりたいことを言ってみる。そしてそれを小さく実践してみる。間違っていたら「仮説」を修正して、また小さく実践してみる。(本校ではその過程を「仮説転がし」と言っています。)それがうまい方向に向かうなら、自分から物事を動かすのではなく、物事の方から自分が動かされる、「仮説に転がされる」感じになってきます。そうなればしめたもので、上手に転がされていけば、新しい『くらしごと』に行き着けます。
 このきっかけを作るのが、本校のねらいです。ここでは安心して正直に自分の思いを話せる場が作られ、聞いてくれる仲間ができます。また、自分なりの「くらしごと」に行き着いた先輩たちの姿に直に接することができます。さまざまな人的ネットワークにつなげてくれるスタッフたちがいます。ぜひミライの職業訓練校であなたらしい『くらしごと』を見つけてください。

ミライの職業訓練校校長 高野雅夫

 


 

ミライと従来職業訓練校比較表

 従来の職業訓練校ミライの職業訓練校
理念労働者の地位向上、
職業の安定を図る場
愛ある働き方を模索し、実現していく場
前提の価値「早く」「遠くへ」「合理的に」「深く」「身近な」「つなぐ」
技術観近代化を進める技術の習得「征服技術」チカラの拡大持続可能な技術の習得「適正技術」愛と力の統合
教育観遅れた人を標準にするCatch up活かし合いから天職に気づくNotice a calling
主な対象者転職希望者個人の能力向上を求める人現代の働き方にモヤモヤを感じている人
学習スタンスカリキュラムに沿って先生が教える学びたい人がカリキュラムをつくり先生を選ぶ
出口(卒後)都会の企業等に就職半農多業、起業、地元に就職
卒後の暮らし方生活場と働く場の分離自分のフィールドをつくり生活場と働く場の融合
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